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いつまでも綺麗に飾る!鯉のぼりや五月人形の仕舞い方

2018.05.07

こどもの日も過ぎて、ゴールデンウィークも明けました。ゴールデンウィーク中は、普段できない事や旅行など、お子様との思い出がたくさん出来たでしょうか?こどもの日を豪華に彩った鯉のぼりや五月人形は、また来年までのひとやすみ。お子さまの成長を見守りお祝いしてくれてお疲れ様、また来年もよろしく!という感謝の気持ちを込めて、正しく丁寧に仕舞いましょう。飾る期間より、仕舞っている期間の方が長いのですから、次出したときに壊れていたり、汚れやカビが付いていたりとなっては、せっかくの鯉のぼりや五月人形が台無しです。少しでも長く綺麗な姿で毎年お飾りいただきたいと思い、今回は正しい仕舞い方をお教えします。

湿気が大敵!梅雨に入る前の晴れた日に仕舞うのが最適!

雛人形と違い、早く仕舞わないとお嫁に行き遅れるなどの迷信は特にございません。大体5月中に飾って、6月の梅雨の季節の前には仕舞っておくのがいいでしょう。縁起ものですので、大安や友引など縁起のいい日に仕舞うのをおすすめします。そうは言っても、天候が悪い日に仕舞うと、湿気も一緒に入ってしまい傷む原因となりますので、お客様の都合の良いタイミングで大丈夫です。鯉のぼりは特に外に飾る物なので、外に出しておく時間が長いほど色褪せなどで傷みますので、長く綺麗に飾りたい方は、早めに仕舞うのがいいかもしれませんね。五月人形に関しては、インテリアとしても飾れて、1年中楽しめるデザインのものもありますので、飾ったままでも構いません。雛人形ほどきっちとした決まりが無いので、各ご家庭で自由にお楽しみください。

鯉のぼりの仕舞い方

鯉のぼりはそれぞれの器具によって仕舞い方が異なりますので、付属の説明書等を見ながら行って下さい。大型の器具は、飾るときと同様危険なので、大人数人で作業しましょう。箱や袋に仕舞ってしまう前に、次に飾るときスムーズにできるよう、しっかりとお手入れを行うことが大切です。ポールなどの器具は、泥などの汚れが付着したままだと錆の原因となるので、落としたあとに乾いた布などでしっかりと拭いてください。滑車や矢車などの稼働するパーツは注油しておくと、次に出した時もスムーズに動きます。

鯉のぼり本体は、目立つ汚れがある場合のみ、汚れた部分だけを優しく丁寧に手洗いします。台所用液体洗剤(漂白剤の入ってないもの)を入れて付けおき洗いし、洗い終えたらすぐに風通しの良い場所に広げて干します。濡れた部分が重なった状態で放置すると、鯉の白地部分などに色が移ってしまう場合がありますので、お気を付けください。金箔など加工している素材のものはこすったりすると、剥がれたり傷む原因となりますのでおやめください。また、いくら鯉のぼりが布で出来ているからと言って、洗濯機やドライクリーニングで洗うと、繊細な造りの鯉は破損してしまうので、必ず手洗いで行ってください。充分に乾いてから袋などに仕舞います。また、防虫剤は変色や破損の原因になりかねないので、使用しないでください。

五月人形の仕舞い方

兜や鎧の金属部分は繊細なので直接手で触れないよう、手袋をしてから作業を始めてください。はたきや柔らかい布などで、兜や鎧に付着した汚れやほこりを丁寧に落とします。鍬形の部分は外せるものが大半なので、1枚づつ柔らかい薄紙などで包みます。吹返しや眉庇などの金属部分も同様に包みます。兜本体も箱の中で動いて傷が付いたりしないように、布などで包んでください。あとは、箱を開けた時と同じように決まった場所へ仕舞いましょう。その時に、兜が中で動かないように詰め紙をしておくと安心です。ケース飾りの五月人形の方は、ケースを拭いてから元の箱に入れるだけなので簡単です。防虫剤は金属が腐食してしまう恐れがあるので、使用は避けてください。保管場所は、直射日光が当たらず湿気の少ない場所へと仕舞い、大切に保管しましょう。

以上のことを心掛けて仕舞うと、長く綺麗な状態で鯉のぼりも五月人形もお飾りいただけますので、ぜひやってみてください。

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