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ひな祭りに食べると縁起の良い食べ物は?

2019.02.01

新年を迎えたと思えばもう1月が終わり2月に入りました。ほんとあっという間ですね……。そして3日後の2月4日は立春です。そろそろ雛人形を飾ろうという方、もしくは飾られている方も多いのではないでしょうか?

ひな祭りは1年に1度の節句行事、家族やお子様の幸せのためになにかしてあげたいという素敵な方が見にきてくださってると思います。そんな方々に、私もしっかり情報をお伝えできたらと思いますので、少しでもお役にたてたら幸いです。

ひな祭りの食べ物

ひな祭りの食べ物には春の訪れを伝える旬の食材が多く使われています。雛人形を飾るのには多くの意味がありますが、食べ物にも多くの意味が込められています。昔から現在まで伝えられてきた幸せを願う人の気持ち。今度は自分がご家族やお子さんにも伝えていきたいですね。では紹介していきたいと思います!

ちらし寿司


ひな祭りの食べ物といえば「ちらし寿司」。実はちらし寿司そのものには明確な理由はないといわれているんです(笑)ではなぜ食べられるのか?それは、ちらし寿司の具材に縁起のいい意味が込められていたのです。

という感じです。余談ですが、ちらし=たくさんの具材を散らす。寿司=「寿(ことぶき)」を「司(つかさどる)」という意味から、お祝いごとで食べられるようになったそうです。

はまぐりの吸い物

はまぐりは、「貝合わせ」遊びなどで知られており、これまたひな祭りの代表的な食べ物です!はまぐりは自分の対になっている貝殻以外のはまぐりの殻と一切大きさ、形が合わないそうです。そんなことから、”一生、一人の人に添い遂げる”という意味を持っています。「いい相手と巡り合いますように」と、ひな祭りにふさわしい食べ物ですね。

ひなあられ

ひなあられは、でんぷんが多く健康に良いことから娘の幸せを願う意味が込められています。またひなあられは基本的に「ピンク、緑、黄、白」の4色でそれぞれ四季を表していることから、「1年を通して娘の幸せを祈る」という願いが込められています。

菱餅(ひしもち)

菱餅とは、菱(ひし)形に切った餅(もち)で、紅(ピンク)・白・緑の三色がねられている和菓子です。雛人形にも飾られておりそれぞれの色に意味が込められています。また健康に気を使った食材ぞれぞれ使われていたそうです。

一方で、ピンクは「桃」白は「雪」緑は「大地」を表し「雪がとけて、大地に草が芽生え、桃の花が咲く」という意味が込められている説もあります。また、菱形のお餅は心臓を表していると言われ、「厄災を取り除こうとする気持ちが込められており、子どもの健康を願う親の愛」を意味しているそうです。※諸説あります

白酒

白酒は、長寿と厄払いのために飲まれるようになりました。実は昔、「ひなまつり」は「上巳の節句」といって男女関係なく邪気を払う季節の節目の行事だったそうです。その邪気をはらうため、身の穢れを洗い流すために白酒が飲まれていたそうです。ひな祭りは甘酒も飲まれますよね。白酒はアルコールが入っているために子供は飲めないですよね。そこで、子供でも飲めるようにとアルコールの入っていない甘酒がひな祭りで飲まれるようになったそうです。また白酒や甘酒は、麹から作られていることもあり、ビタミン・ミネラルが豊富なうえ、新陳代謝も上がるため健康や美容にもよいといわれています。女性の祭りである「ひなまつり」に白酒や甘酒はぴったりですね。

また、そのほかにも、さざえやよもぎ餅、桜餅などひな祭りで食べられるメニューはたくさんあります!それぞれの食材にお子さまの健康と幸せを願う意味があり、その意味を知ったうえでひな祭りのお祝いをするとより素敵で愛が溢れてこぼれ落ちそうですね。また、女の子のお祝いごとですが男の子にもひな祭りの節句行事を知ってもらえたら次へと順繰りに幸せが願われて素敵だと思いますのでぜひ息子さんにもひな祭りのお祝いをしてみてはどうですか?それでは、健康と幸せを祈り思い出となるひな祭りをお過ごしくださいませ。

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