地域によってひな祭りの時期が違うらしい⁉
2018.12.14
皆さまこんにちは。 スタッフの柴田です。
私は毎日朝晩と必ず飲む物があります。 それは必ずコーヒー(ブラック)を飲むことなのです。 朝起きてコーヒーを飲み、夜は食後の後にコーヒーを飲んで一日を終えるという生活をここ数年しているので日々のルーティンとなってます。 仕事の合間にも飲んだりしますのであまり飲みすぎないように注意をしているつもりなのですが、ついつい手が伸びちゃいます。 コーヒーって飲むとスッキリしたり香りで気持ちが安らいだりとホッとする効果があるので私の中では毎日欠かせない存在となっております。 適量を守れば身体には良い効果があるとされてるのでコーヒー好きの私には嬉しいです。
さて今回は“ひな祭りの時期”についての記事になります。 今の時期に雛人形を購入される方やお探しの方がどんどんと増えてきております。 そこでひな祭りって言われると一般的に3月3日だと思う方が多数いらっしゃるかと思います。 しかしひな祭りは地域によって時期が違うというのをご存知でしたでしょうか? なぜ地域によって違いがあるのかを見ていければと思います。
ひな祭りとは?
女の子がいらっしゃるご家庭では必ずされる伝統行事の“ひな祭り”。 ひな祭りとは3月3日に女の子のお祝い事ととして行われる行事で、それらを「桃の節句、上巳の節句」とも呼ばれます。 上巳の節句とは、3月3日あたりに桃が咲く時期と重なることにより桃の節句とも呼ばれ、中国の方では桃には邪気を払う力もあるとされており自然の力を貰うなどをして桃を飾られていたそうです。 そういった縁起が良いとされているひな祭りで雛人形・桃の花等をお飾りすることで女の子の健康と健やかな成長を願うことができ、江戸時代から現代に至るまで女の子の伝統行事とされています。 節句というのは、暦の上で節目になる日でもあり縁起も良くてお祝い事に向いている日とも言われております。
当時のひな祭りの行事とは?
日本では平安時代に貴族の子供たちの中で紙で作られた人形を使って「ひいな遊び」と呼ばれる現代でいう“おままごと”のような遊びが流行っておりました。 ひいなというのは小さくて可愛いという意味がありお人形は人の代わりに厄を受けてくれる存在ということもあって、厄払いの流し雛として海や川に流されるようになりました。 そして江戸時代になって人形作りの技術が発展し、今のような立派なお人形が作られるようになりました。 それらの要素があって川や海にお人形を流すのをやめてお家に飾られるようになったとされています。 そして日本ではない国の中国では水辺で禊をすることで身体を清め、水の流れの近くの場所でお酒を注いだ盃を流し自分の前を通り過ぎるまでに詩歌を詠み、盃のお酒を飲んで次の人に流すという風習がありました。 それが日本にも伝えられ現在でも一部地域で行われる“流し雛”の始まりとも言われております。
ひな祭りの時に食べられるお料理とは?
平安時代の頃は、「なれ寿司」といって魚介類などを一緒に発酵させたお料理をひな祭りの時に食べられていました。 しかしお料理の見た目が少し地味で、女の子のお祝いの時に食べられるお料理に華やかさを出したいということで、「ちらし寿司」というお料理が誕生されたそうです。 材料や盛り付け方によって色味や見た目も華やかにすることができるというので現代でもちらし寿司とはまぐりのお吸い物を食べる習慣が定番になっているのです。 またちらし寿司に盛り付ける具材にもそれぞれ意味があって海老(健康で長生きできるよう)れんこん(見通しがきく)豆(まめな性格になるように)などといった意味もあり縁起が良いとされています。 また「ひなあられ・ひしもち」といったお菓子を供えるというのも一般的ですが、地域によってはその土地の名産品などを使ったお供え物をするというのもあるそうですよ。
なぜ地域によっての違いがあるの?
比較的に3月3日にひな祭りを行う地域が多いとは思いますが、桃の花が全国的に咲くとは限らないということがあります。 地域によって気温や気候が違ってきます。 なるべく桃の花が咲いている時期に桃の節句をするのが良いとされているため、地域によってひな祭りを行う時期に違いがあるのです。 また今の暦に合わせて行う地域と旧暦にあわせて行う地域との違いもありますのでそれらもひな祭りを行う時期の違いの一つの要因でもあるそうです。 その地域それぞれのやり方でひな祭りが存在するというのも面白いですよね。 ただ地域によってひな祭りの日にちが違いがあっても意味合いは一緒です。 大切なお子様の成長に願いを込めてお祝いをするということが何よりも重要なことでもあるので、今後も各家庭でひな祭りをしていただけると嬉しいです。
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