【二人目にもお雛様を用意するべき?共有やお下がりはOK?】姉妹の雛人形問題を解決!
2025.02.03
こんにちは。お正月気分がなかなか抜けないうちに、あっという間に立春を迎えてしまいました。
暦の上ではもう春ですが、まだまだ寒い日が続きそうですね。
来月はいよいよひな祭り。お祝いの準備は進んでいるでしょうか?
さて今回取り上げるのは、「姉妹・双子のお雛様事情」です。
姉妹でひとつの雛人形を共有していいの?
お下がりの雛人形を飾っても大丈夫?
双子や姉妹のお子さまをお持ちのご家庭であれば、一度は考えてしまう問題ではないでしょうか。
ひな祭りまであとわずか。モヤモヤを解決して、楽しいお祝いの日を迎えましょう!
お雛様のお下がりや共有はアリ?
「雛人形は一人ひとりに、新しいものを用意しなければダメ!」という明確なきまりは存在しません。
ただし、お守りとして用意するのであれば一人にひとつ、新しいものを準備するのが望ましいといえます。
ひな祭りは「人形(ひとがた)信仰」が元になったといわれています。
今から1000年以上前の日本では、人のかたちを模した紙や布の人形に厄を託し、無病息災を祈って川に流すという儀式が行われていました。
それらが時代と共にかたちを変えて桃の節句と結びつき、「雛人形をお守りとして女の子の無病息災を祈る」という今のスタイルになったんですね。
雛人形を「お子さまの代わりに厄災を引き受けるお守り」とするなら、お子さまだけのお雛様を用意してあげるのがベストです。他の人が使ったお守りをもらって使用することがないのと同じですね。
イベント事として「ひな祭りの雰囲気を楽しみたい!」という場合は、お下がりのものを飾っても問題ありません。
二人目のお雛様は誰が買う?
地域によって異なりますが、昔はママのご両親が雛人形を贈るのが一般的でした。現在ではパパ・ママの両家で負担したり、夫婦だけで用意することも多いようです。
決まったしきたりがあるわけではないので、長女の場合・次女の場合を問わずよく話し合って決めるのがベストです。お家によっては、長女のときはママのご両親、次女のときはパパのご両親……と、両家が順番に雛人形を贈るところもあるようです。
雛祭りが近づいてから行き違いが起こらないよう、事前に余裕をもって決めておくといいですね。
次女の雛飾りは何を買う?
長女にはお雛様を購入したけど、スペースや予算の都合で次女にも同じものを贈るのは難しい……という場合があるかもしれません。
お守りとしての力は、雛飾りの価格や大きさに応じて決まるわけではありません。コンパクトなものでも、お雛様はお子さまの厄を引き受け、その成長を見守ってくれます。
スペースが限られている場合は、比較的小さなサイズの木目込み雛人形や、三人官女などが付属しない、お殿様とお姫様のみの親王飾りがオススメです。
もっと省スペースに雛飾りを飾りたい!というご家庭であれば、つるし雛を用意してもいいでしょう。
つるし雛は江戸時代頃に誕生したと言われており、お雛様と同じく、女の子のお守りとして親しまれてきました。お人形やさまざまな縁起のよい細工物を吊るして、大切なお子さまが衣食住に困らないように、という願いを込めて飾ります。
コンパクトで場所を取らないつるし雛は、二人目のお子さまに贈る雛飾りにもぴったり。
細工物にはたくさんのモチーフがあるので、願いやお子さまのお好みに合わせて選んでもいいですね。
姉妹や双子に!preferオススメ、2組セットの雛人形
それぞれの雛飾りに込めた祈りや願いに違いはないものの、
やっぱりなるべく差をつけたくない……
と思われる場合があるかもしれません。
ここで、一人ひとりにお雛様を贈ってあげたい!という想いを叶える、preferイチオシのお雛様をご紹介します。
【木目込み雛人形ぷりふあ五人飾り 2組セット ちとせSサイズ ケース飾り】
ケースに並んだ2組のお雛様。二つでひとつ、そして一人にひとつの雛人形セットです。
仲良く並べても、それぞれのお部屋で飾っても楽しむことができます。
木目込みのぷりふあシリーズはとってもコンパクトなので、2組セットでも場所を取りません。
ケースタイプでお手入れ簡単なのも嬉しいポイントですね。
お人形と飾り台は2種類から選択可能。お好みの組み合わせでお楽しみください。
まとめ
今回は二人目以降のお雛様について取り上げました。
・お守りとして雛飾りを用意するのであれば、一人ひとりに新しいものを贈った方がよい
・ただし、お祝い事のインテリアとして楽しむならお下がりや共有でもOK
・誰が雛飾りを買うかは、事前に両家の間で確認をしておくと安心
・姉妹の差が気になるなら、2組セットの雛飾りもある
姉妹や双子の雛人形事情は、世間でも意見が分かれるなかなか難しい問題だと思います。
時代に合わせて節句の風習も変化していきます。「絶対に正しい」「絶対にダメ」と深く考え過ぎることなく、それぞれのご家庭に合ったお雛様や雛飾りを用意して、素敵なひな祭りをお迎えください!
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