七五三の準備はいつから始める?直前になって慌てないための「やるべきこと」完全ガイド
2024.07.04
全国的に梅雨真っ盛りの今日この頃。
太陽が顔を出す日がいつもより嬉しく感じる季節ですね!
さて、今回の記事のテーマは「七五三の準備について」です。
七五三の準備って、いつから何をしておけばいいの?
七五三は予想以上に事前の決め事が多い行事。半年前から準備を始めるご家庭もあります。
本記事では、七五三までに済ませるべき準備を時系列で解説します。
直前になってバタバタしないためにも、ぜひ今回の「七五三準備ガイド」を読んでみてください!
七五三の参拝は何月何日?
地域によって若干の差異はあるものの、11月15日に、お寺や神社などへ参拝を行うのが一般的です。
七五三のルーツは平安時代といわれており、
3歳の「髪置き」、5歳の「袴着」、7歳の「帯解き」の儀式が起源になったとされています。
当時は幼児の死亡率が非常に高かったため、節目ごとに神様に祈願をして健やかな成長を願っていたんですね。
現代では、男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳のときに七五三のお祝いを行っています。
七五三の豆知識やお衣装についてはコチラの記事でも取り上げています!
七五三までに済ませるべき準備
参加者&参拝日の決定(4月頃までに)
まずは誰と行くのか&いつ参拝するのかを決めて、参拝予定日を中心にスケジュールを組み立てていきましょう。
七五三の参拝は11月15日に行うのが一般的ではありますが、必ず当日に参拝しなければいけないわけではありません。
混雑しない時期やご家族が揃いやすい時期など、ご都合に合わせて参拝日を決定しても問題ありません。
10月の下旬や11月のはじめ頃は晴れの日が多いため、参拝日にもオススメです。
小さなお子さまは体調を崩しやすいので、予備日を設けておくとより安心ですよ。
お子さまのレンタル衣装の予約(8月頃までに)
3月~5月頃になると衣装の新作が発表されるため、衣装レンタルや前撮りの受付が始まります。
例年8月頃に予約のピークを迎え、10月下旬にはかなり埋まってしまいますので、遅くても2、3か月前には衣装の手配を済ませておくと安心です。
ヘアメイクが必要な場合は、美容院への予約も忘れずにしておきましょう。
①必要な小物類はレンタル衣装に含まれているか
②キャンセル料はいくら必要か
③お子さまの体調不良などで参拝が延期になった際、対応はしてもらえるか
④衣装を汚してしまった場合に備えた保険のプランはあるか
また、参拝当日になって初めて衣装を着せる場合、お子さまが着付けを嫌がってしまうことがあります。参拝日までに、前撮りなどで一度衣装を着る機会を設けておくといいかもしれません。
昨今では洋装も人気なので、お子さまにあった晴れ着をお選びください。
記念撮影の見栄えを考えて、パパやママといった「参加者の衣装をどうするか」もこのあたりで決めておくとスムーズです。
記念撮影の段取り決め(4月~10月/参拝当日までに)
記念撮影に関しては、参拝当日に神社やお寺で撮るほか、フォトスタジオで前撮りを行うご家庭も多いかと思います。
フォトスタジオで写真撮影をする場合はあらかじめ予約をしておき、おおよそ4月~10月までに前撮りを行うのが一般的です。
【4月~6月頃】
予約が取りやすく、希望日に撮影できる点が魅力です。
天候が不安定な時期ですので、屋外での撮影を計画しているのであれば注意が必要です。
【7月、8月頃】
お子さまが夏休みに入るので予定を合わせやすいというメリットがあります。
夏場に撮影を行う場合、慣れない衣装で体調を崩さないよう、お子さまの水分補給や体温調節にじゅうぶん気をつけてください。
また、この時期はお子さまがもっとも日焼けをします。気になる!という方は「プールが始まる前」や「日差しが強くなりきる前」などに日程を調節して撮影すると良いでしょう。
【9月、10月頃】
本番に近い姿のお子さまを写真に残すことができます。また天候がいい日が多いのも嬉しいポイントですね。
この時期は予約が混み合っており、なかなか空きがないことも。希望日がある場合は、2~3か月前までには予約をしておきましょう。
参拝後の食事会の段取り決め(9月~参拝当日までに/食事会予定日までに)
七五三の参拝を行った後に、お祝いの食事会を開くご家庭もあるかと思います。
七五三のお祝いの食事に特にしきたりなどはありませんし、絶対に食事会を開く必要もありません。
予算やスケジュールなどを考慮して決定してください。
【外食で食事会を開く場合】
費用はかかりますが、予約さえしておけば準備に気を取られる必要がなく、気軽に食事を楽しむことができます。
近年は七五三向けのプランを用意しているお店も多いので、そうした料亭やレストランを探してみるといいかもしれません。個室のあるお店であれば、お子さまが少々はしゃいでも安心です。
外食の場合は参拝日と同日に食事会を行うことが多いので、11月15日前後は予約で埋まりやすくなっています。参拝日を決定したらお店の予約も念頭に置いておきましょう。
日程の変更やキャンセルが決まった場合は、すぐにお店に連絡をいれるようにしてください。
【自宅で食事会を開く場合】
人目を気にせず、親しい家族とリラックスしながら食事ができるのが魅力。
食事の準備や片付けなどは必要ですが、外食よりも費用を抑えることができます。
着付け、参拝、ご祈祷の後に食事の準備をするとなるとかなりのハードスケジュールになってしまうので、自宅での食事会は、参拝日当日ではなく日を改めて開くのがオススメです。
ご祈祷の予約(10月~参拝当日までに)
七五三のご祈祷とは、お子さまの成長を神様に感謝するとともに、今後も健やかに大きくなってくれるように、と神社やお寺に祝詞を捧げてもらうものです。
参拝に加えて御祈祷も受ける予定であれば、予約の要・不要を事前によく確認しましょう。2~3か月ほど前から予約を受け付けているところもあります。
また、ご祈祷には「初穂料」といって神社やお寺にお渡しするお金が必要です。
初穂料の相場は5,000~10,000円程度ですが、「お気持ちで」と金額を定めていないところもあります。その場合は、5,000円ほどを用意しておけば問題ないでしょう。
あると便利!七五三当日の持ちものリスト
慣れない衣装やご祈祷など、七五三の参拝は想像以上に小さなお子さまにとって大変なものです。
お子さまが少しでも楽しく&パパママが楽に参拝を終えられるよう、持っていくと便利なグッズをご紹介します。
その①履きなれた靴
和装なら下駄や草履、洋装ならパンプスや革靴を履いて参拝したいところですが、慣れない靴は歩きにくかったり靴擦れを起こしたりする場合があります。普段履いている靴があれば安心ですね。
いつもの靴で出発し、神社やお寺に着いてから下駄や革靴に履き替えるのも良いでしょう。
②上着などの防寒具
11月頃になると気温が下がってきますので、日や時間帯によっては肌寒いことがあるかもしれません。
特に、重ね着する和装よりも洋装の方が寒さを感じやすいようです。さっと羽織れるものを用意してください。
③お気に入りのおもちゃやお菓子
参拝やご祈祷までの待ち時間が思ったより長い!というピンチを救う、お子さまの退屈防止グッズです。
スマホで動画を見せたりゲームをさせたい場合は、モバイルバッテリーを携帯しておくと良いでしょう。
④タオル
汗を拭く時や飲み物などをこぼしてしまったときなど、タオルがあると何かと便利です。
胸元にかければエプロンの代わりにもなるので、食事の際にも重宝しますよ。
⑤雨具
急な雨にも対応できるよう、折りたたみ傘やレインコートを忘れずに。
洗濯バサミや大きめのクリップを一緒に持っていくと、もしもの時に裾を留めれば濡れません。
七五三には「陣羽織」と「被布着」を!
参拝や前撮りを行う日には、男の子には陣羽織、三歳の女の子には被布着を着せてあげましょう。
陣羽織や被布着について詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事をご覧ください。
防寒になるだけでなく、着物の上に一枚羽織るだけで衣装をもっとオシャレにみせてくれますよ。
ここでpreferイチオシの陣羽織&被布着をご紹介!参考になれば幸いです。
陣羽織
柔らかな色合いがモダンな陣羽織。
羽織るだけでハレの日の装いをぐっとオシャレにみせてくれる、着脱かんたんなアイテムです。
カラーはブルー・ホワイト・ベージュの3色。
■サイズ■
身丈:約41cm
身幅:約40.5cm
被布着
襟のボアがかわいらしさを演出する被布着。
ツイードには金糸が織り込まれており、高級感ある佇まいがハレの日を彩ります。
ふわふわのボアがモダンかつカジュアルな雰囲気なので、普段使いでも活躍します。
■サイズ■
身丈:約42cm
身幅:約37cm
まとめ
今回は何かと大変な七五三の準備について解説しました。
お子さまの成長を喜び、この先も元気に育ってくれるよう願いを込める大切な日。
ぜひ万全の準備で、素敵な一日にしてください!
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