和の文様(和柄)と木漏れ日とこあら。
2020.08.11
みなさまこんにちは。木漏れ日が気になるひらやまです。
近頃の天候がわからな過ぎて、猛暑⁉冷夏⁉といろんなうわさが出ていますが、
今年の夏はどうなるのでしょう⁉
今回は和柄について書いてみようと思います。
和柄とされる模様は、平安時代から今現在までデザインされてきています。
平安時代とは、794年に都を移してから1192年(もしくは1180年・1185年)鎌倉幕府が成立す
るまでの約400年(390年ともいわれています)という長い期間なので、前期・中期・後期にわ
けられており、和柄は平安中期頃から製作されてきたようです。長い歴史がありますね~
いくつか一般的な和柄を紹介します。
- 亀甲(きっこう)
- 七宝(しっぽう)
- 麻の葉(あさのは)
- 唐草(からくさ)
- 矢絣(やがすり)
- 扇(おうぎ)
- 波(なみ)
- 雪/雪輪(ゆきわ)
- 桜(さくら)
- 梅(うめ)
- 牡丹(ぼたん)
- 菊(きく)
- 松(まつ)
- 竹(たけ)
- 蝶(ちょう)
- 市松(いちまつ)
- 波千鳥(なみちどり)
などが一般的な模様です。
ぷりふあの雛人形にも、伝統的な和柄を取り入れたものが桜柄をはじめ何種類かあります。
和柄には繋ぎの文様が多く、途絶えることがないなど縁起の良いものがたくさんあります。
例えば
「亀甲」亀の甲羅にみたてた六角形を並べており、亀が長寿の象徴であることから、長寿吉兆
の縁起の良いものとされています。
その中でも今日は、七宝柄と麻の葉柄の「七宝」と「春菜」を紹介します。
七宝(しっぽう)
同じ大きさの丸を1/4ずつ重ねて並べます。
仏教で七種の宝。「しちほう」ともいうみたいです。無量寿経では金・銀・瑠璃(るり)・玻璃
(はり)・蝦蛄(しゃこ)・珊瑚(さんご)・瑪瑙(めのう)の7つといわれています。
七宝繋ぎ文様ともいわれ、円が連鎖し繋いでいるので、円満・人の縁・繁栄など縁起の良いも
のとされています。
麻の葉(あさのは)
正六角形を基礎にした幾何学模様で、形が麻の葉に似ていることから麻の葉と呼ばれていま
す。麻は生命力が強く、丈夫で成長が早いことから、子供の健やかな成長と、
三角形が集まってできた六角形は魔除けの意味があります。
ちなみに、某人気漫画の妹さんも麻の葉柄をお召しで!
ぷりふあ雛人形「七宝」
生地だけみると派手かなとも思うのですが、多彩な色味が目をひいて
シンプルな飾り台でも華やかになります。
ぷりふあ雛人形「春菜」
麻の葉に桜という伝統を守っている正統派!
正統派の中にも色んな色が使ってあり、かわいくて元気なお雛様です。
どの飾り台にも合います!
突然ですが!木漏れ日の中のこあらを探そう!
正解は写真の下半分の少し中央の左あたりの木にいるのです。↑矢印の上を見ていくといま
す!
そして実はもう2匹いるんですが、木の反対側にいるのと、
写真が遠目なので小さくて見つけられないかもしれません。
正解はこちら!
ありがとうございました。
では皆さま暑さに天候などなど気を付けて夏をお過ごしください。
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