TOP > スタッフブログ > 雑記 > お正月には羽子板を飾ってみませんか?

お正月には羽子板を飾ってみませんか?

2020.12.04

お正月飾りだよ。羽子板いかがでしょうか~

羽子板の羽は病気を媒介させる蚊を食べる蜻蛉が由来で、戦国時代に今の邪気を払いのけるという形になった そうです。羽子板の羽の先っちょの固い黒い部分は 無患子むくろじの実で、読んで字のごとく「子供が患わ無い」という縁起のいい木を使われています。室町時代に羽根つき用と飾り用に分かれ、江戸時代になって歌舞伎役者を模った顔がついた羽子板に変わったそうです。人気俳優の顔が入っているので当時は羽子板の売れ行きが人気のバロメーターになっていたのでしょう。羽子板の種類も歌舞伎の演目からついているものもあります。

1.道成寺 どうじょうじ  歌舞伎では娘道成寺という演目で、 清姫の化身だった大蛇に鐘を焼かれた道成寺。 以来鐘がなかったのですが、ようやく鐘が奉納されることとなり、その供養が行われることにまりました。そこへ白拍子花子が、道成寺の鐘供養にやって来ます。修行中の若い僧たちは白拍子の美しさに、舞を舞うことを条件に入山を許可してしまいます。 初めは金冠をかぶり、扇子をもって厳かに、あとは笠を持ったり鞨鼓を打つなどして、華麗に舞い踊ります。 僧たちは花子が実は清姫の化身だったことに気づくが時遅く、とうとう清姫は鐘の中に飛び込みます。鐘を引き上げてみると大蛇が現れる。 という内容ですが、大半が 主役による娘踊りで占められており演者の舞を鑑賞する作品となっています。

※白拍子(しらびょうし)は平安朝末から始まった男装の舞妓。

2.浅妻 あさづま 歌舞伎では浅妻船という演目で 鳥帽子に水干姿の白拍子を舞踊化した作品となっています。日本舞踊でも同じ演目があり、小道具などをたくさん使い 鼓、手踊り、括弧、振り鼓、中啓による舞など短い間に様々な変化を見せるテンポのいい作品なので当時からとても人気の舞台だったそうです。月夜の海に浮かぶ舟の中で美しい白拍子姿が鼓を打ちながら優雅に舞い踊ります 。

※ 中啓(ちゅうけい) :親骨の上端をそらし、たたんでも半ば開いているように見える扇。

3.汐汲 しおくみ 平安時代、 在原行平 という貴族がある過ちをとがめられ須磨に流された際に、海女の松風と村雨という姉妹に出会いました 。姉妹は 在原行平 を愛するようになりますが、行平は罪を許され都へ帰ることになります。姉妹が汐汲みに行っている間に 形見としての烏帽子と狩衣を松の枝に掛けて姿を消しました。行平が亡くなった後も烏帽子と狩衣を大事にしながら儚い生涯を終えたそうです。死してなお、 行平への恋の未練によって成仏できず、形見の烏帽子と狩衣を身にまとい行平を恋う舞を舞いました。

4.藤娘 ふじむすめ 藤の花の精かと思われるような美しい娘が、藤の小枝をかざしながら姿をあらわします。 鉦(かね)という金属音のする打楽器が醸し出す、リズミカルな曲を背景に、男性が帰るというのを引き留めたりする女心満点な振りがついています。 切ない反面可愛らしい 恋心のさまざまを踊りつづけます。

こう振り返ってみると実は切ない儚いストーリーが多いようですね。他にも振袖ありの羽子板もありストーリーとは違ってとても華やかなものになっております。

現代飾りの羽子板

そして羽子板は現代ではサクラやすず、梅や桃、うさぎといった可愛らしい商品も登場して現代のインテリアに合ったものも登場しています。

最近では お正月飾りだけでなく 雛人形の脇飾りとしてもお飾り頂けるのでお好みの羽子板はありますでしょうか?

羽子板サイトはこちら

ぷりふあでも無垢材を使用した羽子板風の台にお人形を飾っているタイプの商品もございます。羽子板の種類はブラックウォールナット・ハードメープル・ブラックチェリーの3種類ご用意しております。ぷりふあ人形は16種類ご用意しております。お好きなカスタムで楽しんでお選びいただける商品となっております。

無垢材使用羽子板風ぷりふあ人形のサイトはこちら

サイズは横幅31cm×奥行15cm×高さ14cm

ブラックウォールナット×ぷりふあ春菜-はるな-

木目込み 無垢材使用 羽子板風 ブラックウォールナット

ハードメープル×ぷりふあ桜実-さくらみ-

木目込み 無垢材使用 羽子板風 ハードメープル

ブラックチェリー×ぷりふあ花乃-かの-

木目込み 無垢材使用 羽子板風 ブラックチェリー

保護猫日記

皆さまこんにちわ。ぷりふあ人形の猫柱です。「鬼滅の刃」最終巻発売しましたね。何かとラスト内容の情報は入ってきてはいましたが、最終巻・・・見るのつらしです。。。だがしかし!見ますよ?見ますとも!!

猫柱活動を少しご報告です。ここ一ヶ月で保護猫ちゃんが母猫2匹、子猫7匹+予備軍5匹とたくさんやってきました。

その中で2匹はとても素敵な里親様に決定を頂きました。最初に決まった(仮名)赤ドットくんは「ラギーくん」という新しい名前をもらい、先住のおばあちゃん猫と1歳のお姉ちゃん猫のところに貰われて、特にお姉ちゃん猫にベタ甘に可愛がられているようでとても安心しました。一番最初に捕獲され、子猫の中で一番大きく甘えん坊の子だったので一緒にいてくれる猫ちゃんがいるお家にいけて本当によかったです。

左:お姉ちゃん猫(みゅうちゃん) 右:決定第1号(ラギーくん)

もう1匹(仮名)青ドットちゃんは名前はそのまま「青ちゃん」で年末にお嫁に行きます。青ちゃんを迎え入れるための準備を丁寧にして頂いてるみたいで本当に感謝です!あと一ヶ月は兄妹達の元で社会性を身に付けて万全の体制で送り出します(・ω・)ノ(・ω・)ノ

左:あおちゃん 右:(仮名)おはぎくん

控え選手たちのご紹介

1.デニムくん 今いる中で一番賢い子です。何でも一番に出来るようになってみんながあとからデニムくんの真似をして覚えています。キジ猫♂

2.茶ドットちゃん 女の子らしく控えめ女子な美猫ちゃんです。キジ猫♀

3.おはぎくん 見たままのとっつあん坊やです。仕草はおじさん。中身は甘えん坊。毛長黒♂

4.ごまちゃん ゴージャス毛長の人も猫も好きなおとなしめ女子です。グレーキジ♀

5.みたらしちゃん 好奇心旺盛。食欲旺盛。でもとってもかわいい仕草の萌え女です。キジ白♀

6.母猫白黒ちゃん あ。。全く人馴れしておりましぇん。先日は顔面パンチをくらいましたです。はい。毛長白黒♀

7.11月に生まれたばかりの子猫ちゃん5匹の控え選手。なんかたくさん。

という感じでたくさんおります。。。よろしければご一報くださいませ。(笑)

記事を共有する

関連記事

弓太刀や鯉のぼりは買うべき?必要ない?五月人形の脇飾りについて

次男にも五月人形は必要なのか?共有やお下がりはOK?二人目以降のお悩みアレコレを解決!

【雛人形選び】迷ったらおひな様の生地に注目! 生地の特徴やオススメを解説