五月人形になった有名な戦国武将たちって、一体どんな人なの?
2022.04.15
美しい桜の花も緑の葉に変わり、生物たちの力強い息吹を感じるような今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか🌷
先週まではまだまだ寒さを感じていましたが、ここ数日は初夏を感じさせるような日も多く、暑がりさんな私はすでにしっとりと汗をかいて過ごすことも増えてきました。
私と同じ暑がりさんは、かいた汗が冷えて風邪につながらないように気をつけてくださいね!
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さて、4月も中盤ということで、そろそろ意識したいのがこどもの日ですよね🎏
男の子がいるご家庭では、無事に成長したことへの喜びを込めて、端午の節句をお祝いする方が多いのではないでしょうか。
端午の節句に欠かせないのが、五月人形や鯉のぼりなどの節句飾り。
そんな中でもご紹介したいのは、有名な戦国武将がモチーフとなった武将兜です🌟
武将のネームバリューや見た目のかっこよさに惹かれて、購入を検討したり、実際に購入したという方も多いであろう武将兜ですが、その武将がどんな人なのか、どんなことで有名なのかまで知っているという方は意外と少ないのではないでしょうか。
今回は、シンプルな作りと格式あるデザインが特徴のRAIRAKUシリーズを例に、各武将がどんなふうに活躍したのかをまとめてみました。
🌤 武将兜を程よいサイズ感で楽しめるRAIRAKUシリーズ
伊達-DATE-
「独眼竜」の異名で知られる伊達政宗。頭の回転がはやく、その巧みな話術で窮地を脱してきました。戦国の世、最後の戦である大阪夏の陣では徳川軍を勝利に導き、その後は仙台藩の発展に努めました。70歳で没するまで現役で活躍していたといわれています。
伊達兜といえば大きな三日月の前立てが印象的ですよね。これは、北斗星を武運の神様として崇めていた如来信仰に影響を受けたとされています。漆黒兜に煌々と輝く金色の前立てが美しく、コンパクトながら存在感のある仕上がりです。
上杉-UESUGI-
戦の勝率の高さから「軍神」の異名で恐れられた上杉謙信。戦いの才能に溢れ、生涯のうちに出陣した70回の戦の中で、負けたのはたったの2回のみ。激しい内乱で荒れていた越後国を統一し、繁栄をもたらしました。
大きな三日月に日輪を合わせた前立てが特徴。こちらも妙見菩薩に影響を受けたといわれています。日輪には、運気の上昇に良いとされる龍をあしらっており、縁起の良い仕上がりです。
織田-ODA-
天下統一を目指し、その抜群の軍才で天下人となった織田信長。目新しいものを好む性格で、海外と交流をもち、南蛮文化を広めたり、銃を戦に取り入れたりなど、様々な変化を日本にもたらしました。その大胆不敵な性格とカリスマ的な魅力で、現在でも多くの人に愛されています。
前立てには、子孫繁栄の願いが込められた「木瓜紋」と神の御加護を願った「御簾」があしらわれています。黒を基調とした兜には金色の前立てや黄色のアクセントがよく映えます。
徳川-TOKUGAWA-
天下統一を成し遂げたことで有名な徳川家康。征夷大将軍の任を受け、260年に及ぶ天下泰平の世を礎を築きました。また、決まりのなかった通貨を統一させ、商業の発展に貢献しています。あまり知られていませんが、実は剣の才能にも恵まれており、武芸に優れていたようです。
天下取りの縁起の良い兜。徳川家を象徴する三つ葉葵紋や、子孫繁栄や長寿を願った歯朶をモチーフに作られています。家康公の貫禄を感じる威風堂々とした仕上がりです。
豊臣-TOYOTOMI-
天下統一を行なった豊臣秀吉。有名な戦国武将の中では珍しい農民の出身でありながら、最終的には天下人となり関白にまで上り詰めました。年貢を効率よく収めさせることができるように太閤検地を行ったり、農民からの一揆が起きないように刀狩りを行いました。
秀吉公の兜といえば、一の谷馬蘭後立付兜(いちのたにばりんうしろだてつきかぶと)です。菖蒲(しょうぶ)の一種である馬蘭をモチーフにしており、験担ぎの意味を込めて、勝負の読み方が同じ菖蒲をあしらっているそうです。
直江-NAOE-
小さな頃から頭がよく、学問の才能にも溢れた直江兼続。上杉家に生涯をかけて忠義を尽くしました。また、米沢藩の飛躍的な発展の基盤を作り上げています。その他には、学問に対する情熱から「禅林文庫」と呼ばれる学校を創建しました。
兼続公の兜には、大きく「愛」の文字があしらわれています。この愛の文字は、養父である上杉謙信が毘沙門天を信仰していたことから、愛染明王からとったものではないかといわれています。
本多-HONDA-
ケタ違いの強さを誇る本多忠勝。57回もの戦に赴いたものの、一度も怪我などを負わなかったといわれています。武器は、日本三大名槍の一つである蜻蛉切(とんぼきり)を愛用。関ヶ原の戦いでは東軍の最高司令官である軍監となり、大いに活躍しました。
そんな忠勝公の兜には大きな鹿角脇立てが配されています。諸説ありますが、桶狭間の戦いの際に徳川家康が三河に帰る手助けをしたのが鹿だとされており、その鹿のように家康公を助けていきたいという忠勝公の決意が込められているといわれています。
真田-SANADA-
義を重んじ、武士の誇りとはなんたるかを現した真田幸村。最期の戦である大坂の陣では、大阪城に真田丸と呼ばれる出城を築き、敵である徳川軍を窮地に追い込みました。「日本一の兵(つわもの)」と呼ばれ、現代でも多くの人々に愛されています。
真田兜を象徴するのは大きな鹿角脇立てと六文銭ですよね。鹿角は神の御加護を賜るため、六文銭は覚悟の現れだといわれています。赤色の兜に金色の立物が輝く華やかな仕上がりです。
武田-TAKEDA-
「甲斐の虎」の異名をもつ武田信玄。その当時、最強といわれていた武田軍を統率し、あの織田信長からも恐れられていたそうです。また、政治にもその才を発揮しており、甲州法度次第(こうしゅうはっとのしだい)という分国法を制定しました。
武田信玄の兜といえば、まるで真っ白な髭のような白熊の毛を使用した諏訪法性兜が有名です。吹返にはトレードマークである「風林火山」の文字があしらわれています。
🌤 まとめ
以上、魅力あふれる武将兜についてまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。
今回は、RAIRAKUシリーズを使って武将兜をご紹介しましたが、ぷりふあには他にも武将兜がたくさん。興味がある方は、ぜひぜひご覧になってみてくださいね!
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