初節句や七五三で着せる陣羽織と被布ってどんなもの?今のトレンドは…
2022.10.25
こんにちは。ぷりふあ人形の來海(きまち)です。
季節もすっかり変わりましたが、寒くなってくると、防寒しながらもおしゃれなアイテムがほしくなりますよね。
実は、初節句の衣装にも防寒・おしゃれを兼ね備えた【陣羽織】【被布着】というアイテムがあるんです。
今回はそれぞれの意味や着こなしについて調べてみました。
男の子の羽織【陣羽織】とは
陣羽織(じんばおり)とは、
主に防寒・雨よけのため、また自身の威厳を示すことを目的に鎧の上に着用されていた羽織のことを指します。
何となくイメージしやすいのは桃太郎の衣装でしょうか。
陣羽織は、室町後期から江戸時代初期にかけて花開いた桃山文化の賜物です。
戦国時代、武将が身に着けるものには戦うための実用性が求められていましたが、唯一おしゃれのできるアイテムが陣羽織だったようです。
陣羽織はいつ、どうやって着るの?
男の子の初節句の衣装としては、陣羽織は定番です。七五三でも!
もともとは、戦国時代の武将が身に着ける袖のない形の羽織でしたが、男の子が武将のように強く立派に成長することを願って、初節句に着せるようになりました。
袖がないので着せやすく、月齢の小さな子への負担も少ないのが陣羽織のいいところ。
また陣羽織の下に普段着を着てもよいので、さまざまな組み合わせが楽しめるという点でも人気の衣装です。
羽織っただけで初節句らしく見えるのもうれしいポイントですよね。
と組み合わせるとさらに祝い着の雰囲気が演出できます。当店では袴ロンパースのサイズを60~90までご用意していますので、お子さまの成長に合わせてお選びいただけます!
また、七五三の衣裳は羽織袴のイメージが強いですが、羽織を陣羽織に替えてもかっこいいですよ。
女の子の羽織【被布着】とは
被布着(ひふぎ)とは、
一般的に、三歳の祝い着の上の羽織る上着のことです。三歳で行う七五三では帯を締めない代わりにこの被布を着せるんです。また防寒の役目もありますよ。
小さな子どもは帯付は大変ということから被布が主流になりつつありますが、七五三で被布を着るのは3歳のときだけです。
被布着は七五三以外では着られないの?
被布着は七五三以外でも使えます!
3歳用なので少し大きめですが、初節句で被布を着せてあげるのもおすすめです。
ひな祭りのときだけでなく、 正月など、季節の行事のときに着ると使い方の幅が広がります。
乳児の場合は無理に着物を着ると疲れてしまうため、被布の下は普段着やお宮参りのベビードレスなどでも可能ですが、
と組み合わせると、楽ちんなのにお祝いの特別感を演出してくれます。袴ロンパースのサイズは60~90までご用意していますのでぜひご検討ください!
おすすめ!おしゃれな被布着が登場しました
手元にあることで、飾ることで、あるいは身に着けることで、毎日をもっと幸せに過ごせる。そんな豊かな暮らしを願って、特別な日にはもちろん、普段使いもできるファッション・雑貨を展開する ❝prefer fuku❞ からオリジナル カジュアル被布着の登場です!!
近年、普段使いもできるおしゃれな被布コート・被布ベストが増えてきている気がします。
そんな流れの中で新発売したぷりふあオリジナルの被布着ですが、スタンダートな形ながらベストのように着られるカジュアルさも兼ね備えているのが特徴です。着物はもちろん、洋服に重ねてもとてもかわいいので、コーディネートの幅が広がりそうですね。
2,980円(税込)
クラシカルな千鳥格子の被布着です。
ベストっぽく着られるカジュアルな素材なので、普段着に重ねても◎
吉祥柄の千鳥格子ハレの日にもぴったりです。
(身丈約42cm 身幅約36cm)
表情豊かなツイードに織り込まれた金糸が高級感を醸し出します。襟と裾部分にはモコモコボア素材を採用し、柔らかさも兼ね備えています。こちらも着物にも普段着にも合わせやすいレトロモダンなデザインです。
(身丈約42cm 身幅約36cm)
もふもふの肌触りで暖かいボア被布着です。
うさ耳としっぽがとってもキュートなんです。フードは取り外し可能なので、お召し物に合わせて使い分けができます。着物はもちろん洋服にもぴったりです!
(身丈約43cm 身幅約40cm)
月齢の小さな赤ちゃんのときから長い期間大活躍してくれそうな被布着たち。
特にこれからの季節にはきっと重宝していただけるはずです。
気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。
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