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木製雛人形が節句を彩る 卯三郎の孫が創り出すこけしのおひな様

2021.10.20

こんにちは、花房です。

ここ数日で一気に寒くなりましたね。秋を飛ばして冬が来たなと、特に朝なんかはそんなふうに思ってしまいます。さて今回は、そんな季節に話題に挙げたい温もりのおひな様をご紹介します。

prefer MOKU こけしひな

2020年度に登場したprefer MOKUのこけしひなですが、発売当初から多くの方にご好評いただいておりまして、2021年度にはおひな様のデザインを2種類から選べるようにし、オプションとしてこけしの三人官女をご用意しました。

そして2022年度は、選べるデザインが3種類になります!

新登場のmikunoのお衣装

これまでのichie(いちえ)、nichika(にちか)にこの度、mikuno(みくの)が加わりました。

prefer MOKU こけしひな mikuno

mikunoの衣装のデザインは、当店オリジナルの木目込雛人形ぷりふあの「乃々(のの)」をイメージしています。 ちなみに乃々も2022年度のぷりふあの新作衣装です。

木目込雛人形ぷりふあ 乃々-のの-

お殿様のグリーンとお姫様のピンクが麗らかな春を思わせる、ひな祭りにぴったりなカラーリング。ぽつぽつと咲くお花柄は可愛らしい雰囲気を一層引き立ててくれます。

製作したのは卯三郎の孫

prefer MOKU こけしひなのお人形は、群馬・卯三郎こけしの創業者、岡本 卯三郎(うさぶろう)のお孫さんが手掛けるkokechiの工房で製作されています。

卯三郎こけしって?と思われた方のために、卯三郎こけしについて少し触れておきます。

群馬県榛東村(しんとうむら) にある老舗の創作こけし工房。岡本 卯三郎によりその歴史をスタートさせた卯三郎こけしは、昭和54年に手仕事と機械を組み合わせた量産化体制を整えて以来、こけしの生産量全国一を誇る工房にまで成長。 自然豊かな群馬の山々から集めた木を用いて、素材感を活かした個性的なこけしを今なお作り続けています。創作こけしといえば「卯三郎こけし」。それほどの技術と実績を有している工房であり、ブランドです。

そんなすごい工房で長年経験を積んだ(今では卯三郎こけしとkokechiの二足のわらじを履く)お孫さんが、一途な想いと独特な世界観を投影して生まれたのがkokechiです。

想いや世界観に感動

先日、といっても4か月以上前になりますが、お仕事で卯三郎の孫さんとお会いする機会がありました。kokechiのこけしはどれも思わずにこっとなる可愛い表情をしているのですが、こけし作りの発想はどこから生まれているのか聞いてみると、こう答えてくれました。

自分の子供が喜んでくれる、手に取ってくれるようなこけしを作りたい。その想いをもとにkokechiというブランドを立ち上げた。そして、いまのkokechiのスタイルができあがっていったんです、と。

卯三郎の孫のコンセプトは、「子供目線の重視」だそうです。こけしの表情、形、大きさ、すべてが子供目線。やわらかいほほ笑み、丸っこいフォルム、温もりを感じる木の質感、手のひらサイズ。随所にやさしさが溢れる。

ぷりふあのお雛様とも通じる部分が多い気がします。作り手さんの想いに改めて心動かされ、ひとりでも多くの方にこけしひなを知ってほしいという思いを強くした瞬間でもありました。

kokechiのこけし、見ているだけで本当に癒されます。

2022年度のぷりふあシリーズ販売開始しています

今回ご紹介したprefer MOKUのこけしひなは現在入荷待ち状態となっております。入荷し次第販売開始いたしますので、もうしばらくの間楽しみにお待ちいただけますと幸いです。

一方、2022年モデルのぷりふあシリーズは販売を開始しています(こけしひな同様、一部の商品は入荷待ちのため完売表記のものもございます)。新作飾り台や衣裳を多数取り揃えてパワーアップしていますので、そちらもぜひチェックしてみてください。

それではまた次回。

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