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段飾りの雛人形。流行の変化で人気の流れは七段飾りから三段飾りに!

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雛人形の花形は段飾り?

雛人形の始まりは雛段が無かった

雛人形の飾り台と言えば、七段の飾り台に緋毛氈を引いた豪華絢爛な飾り台を連想する方も多くいらっしゃると思います。 雛段という言葉があるように、お雛様をお飾りする飾り台は階段状の段飾りがメジャーな存在でした。 しかり歴史を紐解くと、桃の節句として雛人形やお雛祭りが盛んになった江戸時代中ごろを見ますと、お雛様は段飾りではなく床の上や一段台の上に飾られていた親王飾り(二人飾り)が主流だったようで、官女や五人囃子もいなければお道具なども僅かにあるだけそんなシンプルな飾り方だったんです。

雛段の登場?段飾りはいつごろからはじまったの?

親王(二人)だけで飾る、一段飾りから豪華な段飾りで飾られるようになったのは時代が進み、江戸時代後半ごろと言われています。 その頃には現在の7段タイプより1段多い、8段飾りのお飾りが主流となり飾られる人数も大幅に増え20人を超える飾りや、御殿の中にお殿様とお姫様が入り欄干などが置かれた豪華な段飾りやお道具などもどんどん華やかになって行きました。 時代の流れと共にお人形の人数は15人になり、昭和から平成の初期にかけて段数も7段飾りが主流となり段飾りは雛人形の花形となっていました。 平成中頃~現在の流行としては3段タイプの5人飾りが特に人気を博しています。

雛段の段数には秘密があった

雛段と陰陽道との関係

現在、雛人形の段飾りと言えば、3段、5段、7段の3種類が多くあります。 そして、飾るお人形の人数は、5人、7人、15人といずれも奇数で飾る場合が多くみられます。 実はこの数字には古代中国で生まれた陰陽道(おんみょうどう)が関係しているのです。陰陽道とは木火土金水の五行と日月、十干十二支の組み合わせなどにより吉凶を判断したり、日時や方角を始め、人事全般の運勢などを占う俗信の事です。

奇数がおめでたい?

陰陽道では奇数を「陽の数」、偶数を「陰の数」としてきました。日本には五節供がありますが実は陰陽道の考えを反映したもので、1月7日は人日の節供(七草の節句)、3月3日は上巳の節供(桃の節句、雛祭り)、5月5日は端午の節供(菖蒲の節句)、7月7日は七夕の節供(笹の節句、七夕)、9月9日は重陽の節供(菊の節句)と同じ奇数が重なる日をおめでたい日と定めているのです。これらの事から、雛人形の段の数もその考え方に従い、3・5・7の段飾りが多く見られるのです。 江戸後期の8段も末広がりの8で縁起の良い数字ですが、現在の形になったのはこのように陰陽道が関わって来たと考えられます。

この他にも有名な行事といえば七五三のお祝いですね、この数を合計すると15となり陽の数を重ねたおめでたい日という事で縁起が良いとされているのです。 ただ、お雛様の飾りも全てが奇数というわけではないので時代の流れで色々変化しているのかなという感じです。 もちろん偶数だからと言って悪い事はございません。 むしろ良いと思える事は後付け理由であったとしても悪い印象にはなりませんから、お祝い事にお飾りする節句飾りだからこそ、少しでも縁起のよい事は験担ぎとして取り入れられていると考えると良いかもしれませんね。

段飾りにも沢山の種類がある

昭和~平成初期にかけて流行ったのは七段タイプのお雛様でした。 この為、雛人形の段飾りはスチールの七段に赤い毛せんを敷いた七段飾りと思いがちの方も多くいらっしゃると思います。 現在ではその豪華な七段飾りが減ってきており、木製やMDF素材で作られた三段飾りや、三段飾りに収納スペースを設けた収納飾りタイプの飾り台に人気が集まっています。 スチール飾り台に毛氈を敷いたタイプから、美しくデザインされた木製ベースの雛段や、可愛らしいピンク系の色目、ナチュラル系など沢山の種類がありますのでお好みの段飾りを探されてみてはいかがでしょうか。

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